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放射線治療

2007.05.03 (Thu)
久し振りに二人のことでも書こうと思います。

前回、実家で過ごしたところで終わってましたね。


病院に戻り、火曜日には治療が始まる予定でした。

放射線と抗がん剤の併用です。

治療が始まる前に、放射線を当てる位置決めをします。

別に痛くも何でもないのに、無機質な部屋でライトを当てられていると、また色々な事を考えてしまいます。

それだけで涙が出てくるのです。

でもね、痛いとか怖いとかじゃないし、何より大人なのですから、そんなメソメソ泣いているのも恥ずかしいので、先生が来るたびに泣いてないよ~って顔をしていました。

放射線治療は、土日祭日を除いて25回毎日当てられます。

照射時間は位置合わせも含め、5分ほどで終了です。

約5週間、毎日です。

この間、週1回抗がん剤治療があります。

放射線治療と併用なので、抗がん剤治療だけよりは薬の量が少ないようです。

しかし腎臓に負担がかかるらしく、点滴は3日間行われます。



一日目、6本の点滴。この内2本に抗がん剤が入ってます。

その他4本はブドウ糖などに吐き気止めが入ってます。

朝9時から、夜9時までの約12時間。

でも、落ちる速度によっても違ってくるので、13時間はかかってしまいます。



二日目、6本の点滴。これはブドウ糖などで抗がん剤は入ってません。

通称「流し」と言って、薬を尿と一緒に排出するために点滴します。

尿の量が少ないと、もっと水分を取ってくださいと言われます。

なんか矛盾してるなぁと思いますが・・・

この日も朝9時から夜9時までです。



三日目、3本の点滴です。これも二日目と同じです。

朝9時から昼3時までです。



これでやっと解放です。人によっては(先生によっては?)4日間と言う場合もあります。

私も食事や水分が取れない場合は、もう一日点滴と言われてました。

この3日間、点滴の針は刺したままです。

ただ、血管に入れる時だけ針がついていて、その針は抜いてしまうので柔らかい管だけが血管の中に残るようになってます。

とは言え、私は大の点滴嫌いで、看護師さん達の間でも有名だったらしいです。

いくら柔らかい管とは言え、3日間異物を入れっぱなしというのは、それだけでストレスになります。

なので、飲食できない事を考えて、もう一日刺したままにする?と聞かれますが、絶対に嫌だと・・・その時は、もう一度刺します。と答えてました。


そして度重なる採血。

週に3度は採血されていたでしょうか?

初めはプックリ元気だった血管も、何度も何度も針を刺すために細くなり、針が入らなくなります。


この治療を始めるにあたって、先生からの説明があります。

放射線を始めると、3割位の割合で放射線酔いをする人がいます。と言われてました。

その3割にどっぷり入ってしまったのです。


その日はお昼にカレーライスが出ました。

がっつり食べた私は、夕方から気分が悪くなりダウン。

すっかりカレーが原因だと思い込んで、先生にも看護師さんにも食べ過ぎて気持ち悪いと訴えていました。

でも、実は治療のせいだったのです。

そして、カレーが原因ではなかったのに、トラウマになって未だにカレーを食べることが出来ません。


5日間治療をし、土日で実家に帰る。

この繰り返しです。



この間にも、私は旦那様との事を考えない日はありませんでした。

私は手術だけで終わるのなら、旦那様に甘えてみようと思っていたのです。

でも、転移していて治療が始まった。

手術だけよりも、再発の可能性が高くなったということ。

いつどうなるか分からないのに、結婚もしていないのに旦那様の人生を束縛することは出来ないと・・・

旦那様の人生を左右してしまう決断を出来ない。

でも、今までも今からも支えになってくれるであろう旦那様と、別れる決断もできないと・・・

本当に色々考え、どうすることが一番いいのか?悩んでいました。


そして旦那様は、一緒に実家の近くに引っ越そうと言ってくれたのでした。

そろそろ仕事も落ち着くので、旦那様の実家に帰って両親に話すと言ってました。

もちろん、反対されるに決まってます。

子供も出来ないし、何よりこれからどうなるかも分からないような女とだなんて、旦那様の親でなくても反対するでしょう。

まして旦那様は長男。跡取り息子なのです。

ご両親の気持ちは痛いほど分かります。

申し訳ない気持ちで一杯です。



治療も半分を過ぎ、気持ちも前向きになってきました。

隣のベッドのTさんには、色々な相談に乗ってもらっていました。

Tさんは「そこまで言ってくれてるなら、甘えてみてもいいんじゃない?」と言われました。

色々悩みましたが、旦那様が実家に行った次の日の朝、電話をし「よろしくお願いします」と伝えました。


旦那様は実家での話を詳しくは話しませんでした。

大体の想像はつきますが、私も何も言いませんでした。


こうして旦那様との新しい生活が始まるのだと、嬉しくて嬉しくて嫌な治療も頑張ろうと思ったのでしたが・・・

手放しで喜ぶには早かったようです。














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